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アスペルガー:遙かなる旅路~障害に悩むすべての人へ~

ココロの病気・カラダの病気とともに生きる、50代おっさんフリーライターのブログです。

【仕事日記】この苦闘を忘れないために

ついに、1周間に渡った倉庫内軽作業のアルバイトが終了しました。

3月もあと2日を残すのみ、あとは新年度開始に向けて、2日間でできるだけの準備をするつもりです。

この1週間の仕事の体験から得たもの、考えたことについて書いてみます。

● 見知らぬ人との出会いがうれしいと感じた

僕のうつ病がもっともひどかった14年前は、いわゆる「対人恐怖症」状態に陥っていました。

僕はケーブルTV会社で正社員として働いていましたが、リーダーという役回りにもかかわらず、自分の部下と積極的に交流することをせず、内側にこもって他人との接触を避けていました。それ以来「僕の人生なんか、もうどうなってもいい」と半ばあきらめ、新しい会社に勤めては辞め、転職をしてはまた辞めてと、明日が見えないその日暮らしをしていました。

そんな僕がこの仕事をしたときに「新しい出会いってうれしい!」と感じられるようになったのは、心の回復の証だと感じられました。

● イライラと恐怖の原因がわかった

これまで将来への不安におびえ、様々な病に苦しみ、経済的に追い詰められていた原因がようやくはっきりと見えてきました。それは、1つは不健康な食生活のためであり、もう1つはうつの薬の副作用のためでした。

食生活については、これまで何度も書いてきたのですが、玄米ごはんと自家製味噌汁の夕食によって、劇的に変わりました。夕食の献立に頭を悩ませることがなくなり、食費の無駄遣いも止める方向に向かうことができました。

また、うつの薬の副作用によって心に生み出されていた根拠の無い恐怖感や恐れを感じることが少なくなってきました。やはりこれは、薬の服用量を控えたこと、つまり「減薬」が功を奏したのだと言えそうです。

● 過去へのこだわりを捨てられると感じるようになった

これまでの失敗にこだわった後ろ向きな人生から、前向きな方向へ目を向ける気持ちが高まってきました。

いままでの僕は、自分にとっての黄金時代であった20代前半の時代をひたすら懐かしみ、そしてここまで「転落」してしまった自分の運命を呪い、そして生まれてきたことを後悔してきました。

しかしこの半年で自分自身としっかり見つめて対話することにより、将来の目標が立てられるようになったのです。

★★★

アルバイトからの帰りにバス停に並んでバスを待ちながら、僕はこう決心しました。「来年の3月31日にもういちどこの場所に戻ってこよう」。

50歳からの再出発のターニングポイントになったこの場所へ戻って、また同じアルバイトをしてみようと思ったのです。1年に1回は体力的ににキツイこのアルバイトをやり、たとえ今後成功したとしても「苦難多き時代」を忘れないようにするために。

単なる感傷に聞こえるかもしれませんが、これが同じ過ちを繰り返さないための僕なりの「恒例行事」にしようと思っています。