アスペルガー革命:遙かなる旅路〜発達障害に悩むすべての人へ〜

発達障害やうつとつきあい始めてはや20年、寛解と社会復帰を目指す50代おっさんフリーライターのブログです。

【ITサポート日記】好意はおのが身に帰る

やっとこさ遅番シフトを終えて、無事に自宅に帰り着きました。こんばんは、みなさん。

今日は、一人でサポート室に常駐しているときに起きた、ちょっとうれしい出来事をお話します。

● 一人の学生がサポート室を訪ねてきて
いつものとおり僕が遅番シフトで独りサポート室に常駐していると、消え入りそうなノックの音がして一人の学生が入ってきました。

彼はiPhoneの画面を見せながら、僕にサポートを願い出てきたのです。

「デスクトップに『desktop.ini』という半透明のアイコンが急に出現したんですが、削除しても問題ないでしょうか?」。そこで、サポート室のすぐ隣にあるPC教室で彼のつかっているパソコン画面を見せてもらったら、こんなアイコンが表示されていました。

正直なところ、ちょっとやる気の萎えていた僕はいったんは「再起動しても直らなければ、明日またサポート室に申し出てください」などといってやりすごそうとしたんです(今から考えるとすごく逃げていた自分がすごく情けないですが)。

そうしたら学生は「わかりました」と返事を返しました。

しかし、ここで僕はちょっと気持ちを立てなおして、「ちょっと調べてみます」と改めて伝えてから、いったんサポート室に戻りました。

● ネットでさっそく調べてみた

Googleで検索してみると、質問サイトのOKWaveそのものズバリの質問と回答が載っているのが見つかりました。

スタート→コントロールパネル→クラシック表示→フォルダオプション
または
スタート→コンピュータを右クリック→エクスプローラ→ツールメニュー→フォルダオプション
を順に選択します。

フォルダオプション画面の「表示」タブを選択します。
詳細設定の一覧の最後にスクロールします。
保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)
という項目にチェックが付いていないと思うので、チェックをして[OK]。
これで、デスクトップにdesktop.iniは表示されなくなるはずです。

これを、さきほどの学生の画面で試してみると、この不可解なアイコンはすっとデスクトップから姿を消し、気が抜けるほどあっさりと解決したのでした。

● これまでは自分で自分に嫌気がさしていた
この出来事からわかったことは、まず僕自身があまり周りの目を気にしすぎていたということです。

どういうことかというと、僕がこれまでITコールセンターやカスタマーサポートの職場では、失敗すると厳しく追求されてきた経験がありました。

「いかに自分の失敗を突っ込まれずにすむか」という外見だけをとりつくろうようになっていて、ユーザー目線に立って考え行動することを忘れていたのです。

そして、そんな考えしかできなくなった自分にも、嫌気が差していたのでした。

● 最後に待っていたのは
さて、そうこうしてる間に閉館時間が迫ってきました。僕はそろそろ戸締まりに出かけようと考えていたところで、さきほどの学生が再びサポート室にやって来ました。そして「ありがとうございました」とヒトコト言って、帰って行ったのです。

ここで僕はやっと気づきました。「好意は結局、自分に帰ってくる」ということを。

「情けはひとのためならず」という言葉の指すところを、頭では理解していても心の底から自分のものにできていなかったのだと、今日の出来事があって初めて思い知ったのです。

「好意はおのれに帰る」。このことを忘れずにこれからは仕事を続けていきたいと思います。